1月定例活動 | 2月臨時活動 | 3月定例(中止) | 4月特別活動 | 4月定例活動 |
5月定例活動 | 6月臨時活動 | 6月定例活動 | 7月臨時活動 | 7月定例活動 |
8月臨時活動 | 10月定例活動 | 11月定例活動 | 12月定例活動 |
2024年12月定例作業 落ち葉かき作業
日時: 2024年12月28日(土)10:00~13:30
場所:観察の森 済美山自然林
参加者:武田、宮崎(健)、宮崎(慶)、石井、早川、田中(清)、清水、鳥崎
内容:落ち葉溜に落ち葉を補充する作業を行った。遊歩道に溜まった落ち葉を熊手でまとめ、それをブルーシートで運び落ち葉溜に運び込んだ。穴を掘ったようにへこんでいたがようやく正常な位置まで溜まった。1年後にどうなっているか楽しみだ。その後、貴重種周りのマーキングを細かく打って、次回の草刈りに備える。
観察の森では東側フェンス沿いのササを刈り込んで、ずいぶんと通りやすくなった。
午後は冬芽の観察を行った。自然林は樹種は少ないが特徴的な冬芽の樹種が多く、参考になったことと思う。
途中から鳥崎さんが参加になりました。
観察した冬芽 ガマズミ、ヒメコウゾ、ヤマグワ、クサギ、エゴノキ、ミズキ、ムクロジ、イヌザクラ、ヤマトアオダモ、イヌビワ、カジイチゴなど
2024年11月定例活動 チャノキ剪定とクサギほか稚樹の除去
1.日時:2024年11月23日(土)10:00~14:30
2.場所:観察の森
3.参加者:清水,宮崎,早川、田中清子
4.内容:北風の強い寒い日だった。先ず自然林に集合し、道具を用意して観察の森へ向かう。
チャノキは高さが2mほどに育ってしまったので、強めの剪定で高さ1.2m程度を目途に揃えることとした。
もくもくと作業をこなす。約1時間ほどで大体の目途はついた。
次に川に面したフェンス沿いのクサギ、ケヤキ、ムクノキなどの幼木を除伐、抜ける物は抜いた。
昼食後は観察の森を一周し、次回の整備の検討、東側隣地の公園化の概略等を検討した。
その後、来年の新年会観察会の班長の早川さんの予行演習を実施して、本番に備えた。
2024年11月臨時活動 善福寺川緑地ドングリ教室のサポート活動
1.日時:2024年11月10日(日)13:30~15:00
2.場所:杉二小前広場
3.参加者:清水,宮崎,鳥崎 計3名
4.内容:例年この時期に行われる杉並区善福寺川緑地サービスセンター主催のドングリ教室に対して,FIT杉並会で有志がサポートを行った。材料や主な道具は,サービスセンターの方で用意をする。我々の方では,コマやヤジロベー,笛などを製作して来られたお客さんにアピールした。屋外のテーブルの上で製作し,曇天で途中小雨がパラついたが,予定通り活動した。
2024年10月定例活動
1.日時:2024年10月26日(土)10:00~13:50
2.場所:済美山自然林
3.参加者:清水,宮崎,石井,田中清子,田中和江,早川,鳥崎 計7名
4.内容:最初に東側のホウチャクソウを保護するために,まわりに密生していたクサイチゴを抜根(一部伐採)しました。
次に,2021年9月に調査を行った樹木のチェックを行いました。その時に作成した樹木のリストをもとに,ナンバーテープとその樹木が存在しているかを目視による確認を行いました。3年前から腐朽などにより枯損し,伐採されたものが1割程度ありましたが,他は残存が確認できました。クサギ,ヒメコウゾ,ムクロジなどの新しく加わったものもありました。その後,クヌギ,コナラのドングリを西側のコナラ稚樹の近くに,穴を掘り,腐植土を入れて,10個ずつくらいを実生を期待して埋めました。
2024年9月 定例活動
1.日時:2024年9月28日(土)10:00~14:00
2.場所:済美山自然林
3.参加者:清水,宮崎,早川,鳥崎
4.内容:猛暑と雨により伸びた草で茫々になっている済美山自然林の園内の草刈りを行いました。特にコナラの稚樹や保護植物のまわりに重点を置いて実施しました。セイタカアワダチソウ,テケニグサ,クワなどの背の高い群生を刈り取り,生えすぎたセンダンなどの伐採も行いました。
園内は,蚊がかなり多くいたため,昼食は,別の場所に移動して摂りました。
コナラの生長記録を取りました。前回から1本が枯損し,計8本になり,樹高は120~220cmで,平均168cmでした。生き残っているものは,順調に生長しているようでした。
2024年8月臨時活動2
1.日時 :2024年8月31日(土)13:00~14:30
2.場所 :済美山自然林
3.参加者:清水,鳥崎
4.内容 :カシナガトラップの取外しと撤収,および捕獲したカシナガの最後の回収を行いました。
今年セットしたカシナガトラップは,東側の木6本×3個/本,西側の木3本×3個/本でした。最後となる今回の捕獲数は,非常に少なく66匹でした。今年は,5/25に設置し,8/31までの99日間の捕獲量は,合計198g(49,400匹相当)でした。昨年度の6/10~8/26までの77日間で,合計744g(186,000匹相当)の27%程度でした。
台風10号が近づく中,非常に蒸し暑く,蚊に刺されながらの作業になりました。
クワコ,タケノホソクロバ,チュウガタシロカネグモ,アズキガイなどを観察できました。
2024年8月13日(火) 臨時作業(カシナガ回収) 清水
午後急遽回収に行く。4グラム(1000匹)とほとんどおさまっている。
草の繁茂が激しく、皆伐地1m以上の高さのコナラが見つからないほど繁茂している。
2024年7月 定例活動
1.日時:2024年7月27日(土)10:00~14:00
2.場所:和田堀公園,観察の森,済美山自然林
3.参加者:清水,武田,宮崎,早川,石井,田中清子,田中和江,鳥崎 計8名
4.内容:今回は,いつもと内容を変え,午前中,和田堀公園をスタート地点として,観察の森,済美山自然林までの経路で,メンバー全員で樹木の観察会を行いながら,歩いた。メタセコイア,シナサワグルミ,マテバシイ,カジノキ,アメリカノウゼンカズラなどを観察し,それらの樹木に関連する知見などを共有した。
観察の森では,入口近くで,クサギの花が満開で独特の香りを放っていた。同じクスノキ科のクスノキ,ヤブニッケイ,シロダモの葉を観察し,違いを比べた。
木陰で昼食を取った後,済美山自然林でカシナガトラップの捕獲したカシナガの回収とアルコール液の補充を行った。捕獲されたカシナガは,前回ほどは多くなかったが,計44g(11,000匹相当)であった。
2024年7月 臨時活動
1.日時:2024年7月13日(土)13:00~14:20
2.場所:済美山自然林
3.参加者:清水,宮崎,鳥崎 計3名
4.内容:カシナガトラップで捕獲したカシナガの回収とアルコール液の補充を行いました。3回目ですが,捕獲量は,前回より激増し,全部で130g(32,500匹相当)でした。カナブンや他の虫がかなり混入し,また虫の死骸などが入り込み,異臭を放っていました。
コナラ稚樹の生育も確認しました。大半は順調でしたが,うち1本は枯損しているようでした。植物として,ヤマユリ,オニユリ,ヤブミョウガ,ゴンズイ,アオツヅラフジ,ニオイヒバの球果などが見られました。
また,ノコギリクワガタ,コクワガタ,カブトムシ,アカボシゴマダラ,クロカナブンなどの昆虫を発見しました。アカボシゴマダラがエノキの葉に産卵するところや,長い舌を出してコナラの樹液を吸っているところを観察できました。
最高気温は30℃近くでしたが,木陰での作業が大半でしたので,無事終えることができました。
2024年6月 定例活動
日時:2024年6月22日(土)10:00~14:30
場所:済美山自然林,観察の森
参加者:清水,宮崎,武田,岩崎,早川,鳥崎 計6名
実施内容:2日前に梅雨入りしましたが、晴れて暑い天候でした。午前,済美山自然林の東園の斜面に降りる階段について,横木を追加して段間隔を縮めて,昇降しやすいように改良しました。コナラの稚樹や保護種の周辺について草刈りを行いました。また,カシナガトラップから捕獲したカシナガを回収し,アルコール液の補充などのメンテを行いました。今回の捕獲量は,計18g(4500匹相当)でした。東園の斜面下あたりはヤブミョウガが群生していました。また,ムラサキニガナが生き残っていました。名前が不明で,直径25cmくらいの大きなキノコが生えていました。(その後,名前はカラカサタケと判明)
午後,観察の森についても,草刈りと少し伐採を行いました。
なお,さくらの会(公園ボランティア団体)から樹木同定の依頼があり,当日午前,2名(武田,清水)が出向き,善福寺川緑地最上流の神通橋から下流の左岸約300mにわたり,約15種の樹木同定の手伝いをしました。
2024年6月 臨時活動
5月25日の定例活動の継続で,カシナガトラップの追加設置とカシナガの回収などを行いました。
日時:2024年6月8日(土)13:00~15:00
場所:済美山自然林
参加者:5名
5月25日(土)にコナラ3本にカシナガトラップを1本当り3個,計9個設置したのに続き,本日は,新たにコナラ6本にカシナガトラップを1本当り3個,計18個を追加設置しました。アルコール液の投入と補充も行った。前回設置済のトラップ9個について,捕獲したカシナガを回収し,量を測定した。347匹(約1.4g)とかなり少なかった。
コナラの稚樹の保護用に,まわりに杭を打ち,ロープを掛けました。スミレの丘にも保護用の杭を打ちました。
また,保護する樹木まわりの草刈りを行いました。
移植したコナラの稚樹は,計10本で,うち1本は残念ながら枯損しました。生育したもの9本は,高さが85~143cmで平均118cmと順調でした。
2024年 5月 定例活動
好天に恵まれ5名が参加しての定例活動でした
新し挑戦として籠編み研修を実施しました
⒈日時 2024年5月25日(土) 10時から15時まで
⒉場所と活動内容:
(済美山自然林)
日照時間の長いこの時期は下草がものすごい勢いで育ってしまい、とても手刈りでは太刀打ちできない状況です
先ず園内の観察ルートが消えてしまわない様に大鎌で刈りながら踏破して確保。また、貴重なコナラ稚樹の「武田園」の雑草取り。西側に移植したコナラA-G番の育成状況(樹高測定)。カシナガトラップの据付と忙しく作業し昼食としました
(観察の森)
午後は観察の森に移動して善福寺川沿いの(かつてはヒガンバナ生育地出会った)一帯を大鎌3名で草刈り実施。観察路も必要に応じて草刈りしました。
その後、石井さんに教えてもらって蔦を編み込む籠作りに挑戦しました
4月27日(土)28日(日) クラフト教室
高井戸駅すぐ近くの「杉並区リサイクルひろば高井戸」でNPO法人すぎなみ環境ネットワーク主催のクラフト教室に講師役で参加しました → 詳細はこちらをクリックしてご覧ください
2024年 4月 定例活動
2024年4月27日(土)10:00~14:30
午前;観察の森,午後;善福寺川緑地サービスセンター
10時に観察の森に集合。活動の前に観察の森内で開花したギンランを観察。今年は,わずか2株しか確認出来ませんでした。なお,済美山自然林の方では,キンランだけでなく,ササバギンランの開花を確認しました。午前中,全員で,観察の森内に生育するチャノキの新葉を摘んで,集めました。その後,善福寺川緑地サービスセンターに移動し,昼食後,釜炒り茶の作製に取り掛かりました。茶葉を支那ナベで軽く炒め,茶葉の水分を飛ばし,それをござの上に移して,手で揉んでならすことにより,さらに水分を抜いていきました。炒めと手揉みを5~6回繰り返すと,茶葉の水分が除かれ,色も濃くなり,香りも出てきて,釜炒り茶の完成です。でき上った釜炒り茶を,皆で飲んで味わい,楽しみました。清水,宮崎,池田,石井,早川,田中和,鳥崎
FIT杉並会が監察の森の茶摘みとセンターで釜炒り茶制作は今年で7回目になりました(2020年はコロナ禍で中止)過去の報告は下記をクリックするとご覧になれます
4月 特別活動
キンラン・ギンラン一般開放
2024年4月20日(土)22日(月)24日(水)11:00~12:20 の3回(主催:善福寺川緑地サービスセンター FIT杉並会は案内役「各回1−2名」で参加)
観察の森,済美山自然林
・観察の森に11:00に集合し,観察の森と済美山自然林のギンラン,ギンランの開花状況を観察し,合わせて他の植物や植生などを説明して,一般の方たちを案内しました。雨天が多かった3日間の一般の参加者は,計26名でした。済美山自然林では,他に,ジュウニヒトエ,アマドコロ,オオアマナ,タチツボスミレ,チゴユリなどの開花が観察できました。観察の森のギンランは4/22に2株、済美山自然林のササバギンランは約1週間遅れで4/24ごろようやく咲き出しました。東園だけだなく西園の両方に一般の方たちに入ってもらい,案内しました。コロナ禍で途絶えていた久しぶりの観察会ですが、22日と24日は雨模様の中(小雨であったこともあり)参加者は各々10名程度集まり関心を待たれていることが分かります
観察会の様子です ↓
2024年3月定例活動 雨天中止
2024年2月臨時活動
暑くなったり寒くなったり天候不順の中久しぶりの晴れの好天に恵まれ臨時活動を3名で実施しました
⒈日時:2024年2月24日(土)午前10時〜2時
⒉場所:済美山自然林
⒊作業内容
①コナラ稚樹移植
東側のギャップに在る「武田園」(丁寧に草刈りを実施したコナラ育成地)から選抜した4本を西側皆伐地に移植した 根の深さは50センチ程度(マンパワーの関係上 根回し抜根は出来ず)樹高約1メートル(成長記録は=作成中=)を写真のように「水決め」で実施しました
②階段用の杭作り
センターよりヒノキの古木をいただき、長さ約60センチに手鋸でカット、手斧で削り杭を約25本を作成
③杭打ち
東側北斜面の階段が急峻なので補助階段を追加するため杭打ちを10段程度(20本)打ち込みました。階段横木を一段だけ試作しました。残りは3月の定例活動で実施予定です
本日の作業は穴掘り・水運び・手鋸と手斧杭作り・杭打ちと久々に体力仕事になり良い汗をかきました
3月の定例活動日に済美山自然林を解放して(来場者5名程度の規模)見学会を行いますのでぜひ参加願います
2024年1月定例活動
毎年恒例の1月の野鳥観察会(2018年以降7回目)と定例活動(新年安全祈願)を行いました。
日時:1月27日(土)10時~
参加者:野鳥観察会8名、定例活動7名
活動内容:
1.野鳥観察会
野鳥観察会は、2018年以降毎年1月に和田掘公園においてFIT杉並会のメンバーによる定点観察として実施しているものです。
例年とおり 定点定時で実施しました。
今年の特記事項は
・和田堀池の水がほとんど抜かれ干上がった状況でした(中之島の樹木剪定伐採が目的で水抜きとのこと)簡易な橋梁かボートで作業すればと残念なことです(重機は不要な作業と思われる)
・大宮八幡宮に接した善福寺川の護岸工事が完了して水鳥には良い環境(水流が緩くなった・スペースが広くなった)になりそうです
・確認した鳥の種類は23種(2023年24種)と多くの種類がみられましたが、総数(頭数)は総じて少ない印象でした
・その他、松の木中の前のカラスの巣がなくなっていました。
<確認した野鳥23種>
アオジ、アトリ、ウグイス、カルガモ、きじばト、キセキレイ、キンクロハジロ、ゴイサギ、コガモ(雌のみ)、シジュウカラ、シメ、スズメ、ツグミ、ドバト、ハクセキレイ、ハシブトガラス、ハシボソガラス、ヒヨドリ、ホシハジロ、マガモ、ムクドリ、メジロ(声のみ)、ワカケホンセイインコ
2.定例活動
野鳥観察会を終えて済美山自然林へ移動する途中の芝生(夕陽が見える丘)で各自昼食を済ませ、新年安全祈願は鳥崎神主のもと7名で実施しました。
その後、林内の作業道(兼ねる観察路)を全員で一周して確認したところです。作業道は踏分け道とするので今後は作業開始前に参加者全員で踏み固め、必要に応じて草刈りを行う予定です。
3.その他
例年2月は定例活動を休みとしていますが、今年はコナラ稚樹を西側皆伐地に3本植え替える作業があること、また3月の観察会に備えた準備をすることから有志で活動する予定です
🐦野鳥観察会 2024年1月27日
☟野鳥観察会の様子です (工事中)
☟安全祈願の様子です